更地渡しの条件とは
古家付きの土地の売却を検討されている方で、更地渡しという言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいませんか?
更地渡しの条件に関して、詳しく紹介していきたいと思います。
▼更地渡しとは
更地渡しとは、もともとあった建物を売主の責任のもと取り壊して建物などがない更地にした土地を売却することをいいます。
古家付きの土地に採用される方法になります。
更地にすることで住居以外の用途でも活用できるようになったり、さまざまな目的があります。
▼更地渡しの条件
更地渡しに明確な定義がないため、条件なども曖昧になっています。
そのために当事者間で意見の食い違いなどが起こりやすくトラブルの発生も多くなっています。
更地にして売却したほうが良い物件をいくつかみていきます。
■住宅として機能しないほどの古い物件
古すぎる物件は解体して更地渡しにした方が良いといえます。長年空き家になっていると劣化も激しく柱や建材が腐食したりしてきます。放置することで更に状態は悪くなっていき、トラブルの原因にもなりますので早めに更地渡しを検討してみましょう。
■シロアリ被害などを受けていて弱くなっている建物
築年数が浅くてもシロアリなどさまざまな被害に合っている場合には、建物の強度が危険といえます。
災害時などに周りの方々に被害が及ばないためにも、解体して更地にしておいた方が安全です。
■事故物件
建物内で事故や自殺・孤独死などがあった場合、なかなか入居者が見つからないことが多いです。
そのような事故物件は解体して更地にするようにしましょう。
▼まとめ
更地にして売却したほうが良い物件に当てはまる方は、ぜひ更地渡しを検討してみてください。
その際に、しっかりと事前調査や周辺住民への配慮を徹底することで取引をスムーズに進めることができます。
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