不動産の住環境や資産価値の向上に繋がる「付加価値」。
不動産を購入するにあたって、付加価値は意識しておいた方がいいでしょう。
また、近年では高付加価値物件が増えているので、他と差別化を図らなければ売れにくくなっています。
そこで今回は、高付加価値物件について解説していきます。
▼高付加価値物件とは
高付加価値物件とは、万人受けする一般的な物件ではなく、そこに何かしらの設備やサービスなどを付けた物件のことです。一見万人受けする物件の方が需要が高そうですが、近年は他とは違うこだわりのある物件の需要が高まっています。
たとえば、敷地内に子どもが遊べる共用スペースがある物件は子どもがいない人には全く魅力的に感じませんが、ファミリー層にはとても需要があります。
また、転勤が多く頻繁に引越しをする人には、家具付きの物件が人気です。
このように、ある程度ターゲットを絞った物件が人気を集めています。
▼物件の付加価値を高める理由
近年高付加価値物件が増えているのは、普通の物件では部屋がなかなか埋まらないというのが理由の1つです。もちろん付加価値のない物件を好む方も一定数いますが、家で仕事をしたり趣味を楽しむ方が増えているので、そういった方には高付加価値物件の方が需要が高いのです。
とくに集合住宅の場合は、いろいろな人が住んでいるので近隣トラブルにもなりやすいです。しかし、ターゲットを絞った物件にすることで似たような人が自然と集まり、近隣トラブルも起こりにくくなります。
▼まとめ
付加価値は必ず物件に必要なものではありませんが、今後は付加価値のある物件の方が需要が高まるでしょう。
不動産に関して気になることやご不明点等あれば、気軽に弊社にご相談ください。