不動産売却時の確定申告についてご紹介
不動産売却をして利益を得たら、確定申告をしなければいけない場合があります。
では、不動産売却時の確定申告はどういったものなのでしょうか?
そこで今回は、不動産売却時の確定申告についてご紹介します。
▼確定申告をしなければいけない場合
不動産売却で発生した利益は譲渡所得になり、税が課せられます。
不動産売却で得た利益から費用を差し引いて、利益が出た場合は確定申告をする必要があります。
もし、利益が出なかった場合は確定申告の必要はありません。
しかし、売却をして損をしてしまった場合は控除を受けることができます。
そのため、利益がなくて損をした場合も確定申告は必要です。
▼譲渡所得の計算式
譲渡所得の計算式は下記です。
売却価格-(取得費+売却費用)
譲渡所得は、住民税と所得税が課せられますが不動産の所有期間によって税率が異なります。
5年以下…短期譲渡所得(所得税30.63%+住民税9%)
5年以上…長期譲渡所得(所得税15.315%+住民税5%)
▼確定申告の必要書類
確定申告では下記の書類が必要です。
・確定申告書B
・分離課税用申請書
・譲渡所得内訳書
・不動産売買契約書
・登記事項証明書
・領収書
確定申告書B、分離課税用申請書、譲渡所得内訳書は税務署で入手できます。
▼まとめ
不動産売却をして利益を得た場合は、確定申告が必要になるので忘れずにおこないましょう。
また、利益を得たのにも関わらず確定申告書をしなかった場合は、延滞税が発生し加算した金額を支払うことになるので注意してくださいね。
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